穿孔工事は、ビルや商業施設などの改築工事の際に、コンクリート製の壁や床に穴を開ける工事のことです。
穴を開ける理由として配管やダクトなどを新設することが一番多く、まれに新築工事中でも、工事中に設計変更やコンクリート打設の際に穴を開けるためのパイプ(スリーブという)を入れ忘れてしまったときなどにも穿孔工事が行われます。
コンクリートといっても、全てがコンクリートではなく、その中には鉄筋や砂利が含まれています。
穿孔工事をするうえでもう一つ気を付けておかないといけないのは、埋設物の有無です。時折コンクリートの中に電線や配管が埋め込まれている場合もあり、その箇所を間違ってダイヤモンドカッターで削ってしまうのが心配な人は、穿孔前に埋設物X線探査をおこない、鉄筋や配線に当たらない箇所に穿孔工事をおこなうことができることを強みとしております。
また穿孔工事はどこでも無制限に出来ることではなく、穴を開けたその箇所、周辺の壁や床の強度が落ちることとなります。
そのため、必ずビルの設計事務所に相談して計算を依頼してから、許可を得る必要があります。